本サイトは、快適にご利用いただくためにクッキー(Cookie)を使用しております。
Cookieの使用に同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。
なお本サイトのCookie使用については、「プライバシーポリシー」をご覧ください。
世界的な魚食の普及により水産物の需要が増大するなか、乱獲や違法な漁法、操業などにより、世界的に水産資源の確保は年々厳しくなっていることから、水産資源の持続的利用についての関心が世界的に高まっています。生態系への配慮や資源に対する過剰な漁獲の防止など水産資源を適切に保全し、有効利用するための漁業の在り方が求められています。
キョクヨーグループは水産資源を取り扱う企業として、持続的可能かつ効率的な海洋資源の利用に努めています。
水産物資源調査の実施
こうした考えのもと、「責任ある調達」の一つの取り組みとしてグループの調達状況を定期的に確認するとともに課題を把握し、その課題に対して適切に対応することを目的に、水産物資源調査を実施しています。
調査内容については、以下のリンクからご覧いただけます。
グループ全体の調達状況を調査・分析・開示しました。
調査結果の開示に伴い課題の改善を進めるため、調達している各部署・各支社・関係会社毎の分析結果を社内共有しました。
認証水産物の取り扱い
また、「責任ある調達」の一つの取り組みとして科学的な根拠に基づいて資源管理された漁業や養殖水産物である認証水産物の取り扱いを進めています。
認証水産物を扱う関係者には、原料から製品までの経路が追跡可能なトレーサビリティをはじめとする認証水産物の基礎となる重要事項の習得とブラッシュアップを目的として、認証水産物毎に年1回社内研修を実施しています。認証水産物を取り扱うことが持続可能な社会への貢献、ひいては企業価値の向上につながると伝えています。
MSCは2006年から、ASCは2014年から取り扱いを開始しました。一方、MEL(マリン・エコラベル・ジャパン)に関しては、当社グループは2018年6月にMELのスキームオーナーである「一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会」に入会し、2023年から2024年にかけてマダイ・ブリヒラの養殖認証と、流通・加工段階認証を取得しました。
これからも水産資源の持続的な利用と生態系の保全に貢献していきます。
つくり・育てる漁業へ ~クロマグロの養殖事業~
日本人が大好きなマグロの中でも高級品とされるクロマグロ(本マグロ)は、資源保護の観点から国際的に漁業規制が行われています。当社グループでは、2007年高知県にクロマグロの養殖事業会社を設立し、2009年から養殖マグロを出荷しています。