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生物多様性の保全

つくり・育てる漁業へ~クロマグロの養殖事業~

乱獲や違法な漁法、操業などにより、世界的に水産資源の確保は年々厳しくなっていることから、水産資源の持続的利用についての関心が世界的に高まっています。生態系への配慮や資源に対する過剰な漁獲の防止など水産資源を適切に保全し、有効利用するための漁業の在り方が求められています。キョクヨーは水産資源を扱う企業として、持続可能かつ効率的な海洋資源の利用に努めます。

日本人が大好きなマグロの中でも高級品とされるクロマグロ(本マグロ)は、資源保護の観点から国際的に漁獲規制が行われています。当社グループでは2007年、高知県に「キョクヨーマリンファーム(株)」を設立し、クロマグロの養殖事業に着手しました。さらに、資源の枯渇問題改善や生態系への負荷を最小限に抑えながらマーケットのニーズに応えていく手法として完全養殖に取り組むべく、種苗生産・養殖・販売までを手掛ける「極洋日配マリン(株)」(現・極洋フィードワンマリン(株))を2012年に愛媛県に設立しました。そして、2017年11月、完全養殖クロマグロ「本鮪の極 つなぐ<TUNAGU>」を初出荷いたしました。

完全養殖クロマグロ「本鮪の極 つなぐ<TUNAGU>

責任ある水産物供給に向けてMSC・ASCのCoC認証を取得

当社グループは2006年からMSC・ASC認証製品の取り扱いを開始し、以来、着実に登録魚種、取扱量を増やしてきました。
認証製品を扱うにあたっては、登録を希望する魚種や製品の担当者と、その仕入れや販売に従事する関係者に社内研修を実施します。その研修では、水産資源の有効利用や生物多様性への取り組みの必要性を理解するところから始まり、これらの認証製品を扱うことが企業価値の向上、ひいては持続的な社会への貢献につながると伝えています。
これらの取り組みを通じても、当社グループではSDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」への意識浸透を図っています。

MSC・ASC認証

mscasc.png

一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会へ入会

「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」は、日本の水産業の新たな発展とSDGs達成に貢献し、将来の世代にわたって最適利用ができるよう資源と生態系の保全に積極的に取り組んでいる漁業や養殖業を認証する日本発の水産エコラベルです。
(株)極洋は2018年6月、MELのスキームオーナーである「一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会」に入会しました。同協議会への参加を通して、水産資源の持続可能な利用と生態系の保全、そして豊かな多様性に恵まれた日本の魚食文化を次世代へ繋いでいくことに貢献します。

マリン・エコラベル・ジャパン

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