時にライバルとして切磋琢磨し、時に同志として支え合う。
そんな同期社員たちは、お互いにどのような想いを抱いているのか。
釣り堀に集った同期社員3名の話に、耳を傾けてみようと思います。

管理
KISHIMOTO
  • NAME:
    岸本
  • OCCUPATION:
    (経理
  • DEPARTMENT:
    経営管理部 経理課
  • HOMETOWN:
    神奈川県
*内容は取材当時のものです。
営業
NABATA
  • NAME:
    名畑
  • OCCUPATION:
    (調達
  • DEPARTMENT:
    食品事業本部 業務食品部 業務食品第3課
  • HOMETOWN:
    兵庫県
*内容は取材当時のものです。
営業
IWAMURA
  • NAME:
    岩村
  • OCCUPATION:
    (調達・販売
  • DEPARTMENT:
    生鮮事業本部 鰹鮪事業部 東京事業課
  • HOMETOWN:
    長野県
*内容は取材当時のものです。
TOPIC
入社理由
に対

このメンバーは全員本社勤務だから、会社で会ったり、飲みに行ったりすることも多いよね?

そうだね。でも、お互いの仕事について話す機会は少ないから今日の座談会は楽しみにしていた。

今日は二人と色々な話ができたらと思っているからよろしくね。こんな機会だから聞きたいんだけど、二人はなんで極洋に入社したの?

僕は幼い頃から魚が好きで、大学でも海洋学を専攻していたんだ。だから、就職活動の時も、水産業界に絞っていたよ。極洋を志望したのは長い歴史があるから、お客様や仕入れ先との結びつきが強いと思ったことがきっかけだね。人とのつながりが重要な水産業界において、さまざまなネットワークを駆使しながら、仕事ができると感じたんだ。

私はもともと食べることが好きだったから、食品を通じてあらゆる人を笑顔にしたいと考えて、食品業界を志望していたよ。その中でも、調達・加工・販売を一貫して行っている極洋なら、幅広い仕事に関われると思ったんだよね。仕事のやりがいはもちろん、広く社会に貢献できると感じたのが決め手。岸本くんは?

僕も名畑さんに近い理由だな。小学生の時にアメリカに住んでいたんだけど、現地の脂っこい食事が好きになれなくて…。そんな時に、日本食が心の支えになっていた。だから、魚食に代表される日本食のおいしさをもっと世界に発信することで、社会に貢献したいと思って極洋に入社した。

実は僕もワーキングホリデーでカナダにある水産会社で働いていたことがあったから、日本の食文化を世界に広めていくことには興味があったんだ。実際に現地でも「極洋」という名前を聞いていたから、グローバルに働ける可能性も感じていたよ。

なるほどね!僕たちが就職活動をしていた時から、極洋も事業戦略の一つに海外での事業拡大を掲げていたよね。名畑さんは、何か決め手はあった?

面接の時に人事部長からかけてもらった「この面接はあなたの良いところを見つけるための面接です」という言葉が印象に残っている。その言葉から立場に関係なく、出会った人一人ひとりに寄り添う極洋の社風を感じた。

たしかに、人を大切にする極洋らしさが出ている言葉だね。

TOPIC
同期の第一印象
好き個性

二人は最初に同期と会った時、どんな印象だった?

内定式はコロナ禍でオンライン開催だったから、最初に会ったのは入社式だったよね?私が感じたのは、落ち着きつつも、話してみると意外と気さくで話しやすい人が多いと思った。

最初はお互いを警戒している感じがあったよね(笑)でも、新人研修で8ヶ月間一緒にいたから、少しずつ印象が変わっていったな。

そうだね。話していくうちに、個性が強い人が多いと感じた。それこそ、魚が好きすぎて、新人研修中に合格率10%前後の日本さかな検定1級を取得した同期もいたよね(笑)

新人研修は宮城県の塩釜工場で行っていたけど、最寄り駅から工場までの行き帰りを毎日走って通勤している人もいれば、休日に100km近くある山までサイクリングしている人もいたよ(笑)あと、魚が好きな人となぜか英語ができる人が多かった印象がある。

新人研修、懐かしいね。僕たちの年はコロナ禍だったから、工場での研修を受ける前に2週間ほどホテルでの隔離期間があったよね。動かないのに1日3食支給されるから、新人研修を受ける時には全員太っていたよな(笑)今でもすごく印象に残っている。

色んな個性を持った人が多い中で、共通しているのは「食べるのが好き」ということだよね(笑)新人研修は製造ラインに入って選別や包装作業を行ったり、チーム単位で工場の生産性を向上させる方法を考えたり、一人一品自分が考えた商品を研究所にプレゼンしたりと、今考えると充実した研修だったよね。

あと印象に残っているのは、研修の最後に同期内でお互いの強みと弱みをフィードバックし合ったこと。就職活動の時に自己分析はしていたけど、8ヶ月間ずっと一緒にいたからこそ、同期からの言葉には新しい発見がたくさんあった。今でもその時のメモは大切に残しているよ。

弱みを直接伝えるって、仲が良くないとできないからね。新人研修があったからこそ、同期という存在はとても特別だと感じられているな。

TOPIC
入社前後
経験業務想像以

実際に仕事を経験する中で色々と学ぶこともあったと思うけど、二人は入社する前と入社した後で何かイメージギャップはあった?

私はもともと仕事の幅が広いという点に惹かれて入社したんだけど、それが想像以上だった。今、担当しているイカ製品の調達業務は、ただ調達を行うだけじゃなくて、販売担当と一緒にお客様先まで商談に行ったり、中国にある工場まで直接足を運んで品質を確認したり、新商品の開発業務にも携われるからね。

たしかに、若いうちから色々な業務を経験できるというのはすごく感じる。僕も入社してからカツオとマグロ製品の調達から販売まで担当しているけど、入社2年目でも一人で地中海まで行って、マグロの買い付けを経験できたからね。大まかな流れは分かっていたし、日本にいる上司に確認しつつ進めたけど、緊張したよ(笑)

それって、すごく早くから任せてもらえているよね?

現地まで買い付けに来ていた別の水産会社の人は、中堅社員かベテラン社員しかいなかったから、どの会社よりも若くから経験させてもらえていると思う。

すごいね。それと、カツオやマグロを担当する人は市場の競りに参加することも多いと思うけど、実際にはどんなことをしているの?

その日の競りに出ている魚の品質や価格、荷動きなんかを見ることで相場感を掴むのが一番の目的かな。そこでお客さんから聞いたことを商談に活かしたりもする。競りに参加する時は4時くらいに起きて、5時には市場に着くようにしているよ。でも、そういうことは入社前に聞いていたから、ギャップにはならなかったな。

なるほど。やっぱり配属先によって、全然働き方が違うんだね。岸本くんは今、経理担当だけど、何かギャップはあった?

管理系の職種だから、働き方の部分ではあまりないかな。経理だと決算時期に業務が重なって、少し残業があるくらい。強いてギャップを挙げるなら、入社前は「水産会社=体育会系」というイメージがあったけど、想像以上に物腰が柔らかくて、面倒見の良い先輩が多かったことかな。自分で調べても分からないことがあった時は、先輩が一から丁寧に教えてくれるからさ。

たしかに丁寧な先輩が多いよね。新入社員に対して必ず指導員がつくけど、私の場合、その先輩が1聞いたら10返してくれるような人だったよ。例えば、複雑な業務に関しては内容を一からまとめた冊子をつくってくれたり、先輩が支社に自分の商材を説明しに行く時は私の分まで資料を用意してくれたりね。

極洋は社員同士の距離が近いよね。「相愛会」と呼ばれるサークル活動も20種類くらいあって、別の部署の人ともつながりが持てるから、仕事でのコミュニケーションが取りやすいと思う。

TOPIC
今後の目標
れぞひろ

じゃあ、最後に若手社員らしく今後の目標でも語ろうか。

若手らしくね(笑)僕はまだまだ経理担当として学ぶべきことや、経験すべきことが沢山あると思っている。入社前は営業志望だったけど、経理を担当するようになって、売るだけでは会社は成立しないこと、売れる環境を整備することも大切だと気づいたんだ。だから、まずは経理業務全般をマスターした上で、さらに経理の専門家として会社を支えられるようになりたいな。

僕も岸本くんと同じく、まずは目の前の仕事を一生懸命こなすことで、さまざまな知識や経験を身につけたいな。将来的には身につけた知識や経験を活かして、相場変動など先を見据えた商談を行うことで、お客様から信頼される担当を目指すよ。

岩村くんは、これからもカツオとマグロを専門に扱っていきたいの?

まずは、カツオとマグロのプロになりたいと思っている。ただ、長いキャリアを考えると、異動する可能性もあるから、どんな商材でも売れるような人材になることを目標にしている。名畑さんはどう?

私は最終的な目標として、大学で学んだマーケティングの知識を活かして、多くの人を笑顔にできる商品を生み出したい。そのためのファーストステップとして、調達業務だけでなく、消費者に近い販売業務も経験したいと思っている。さまざまな知識を身につけた上で、いつか全国的に定番になるような新商品やブランドを開発したいな。

水産、食品、管理と、それぞれが全く違う業務を担当しているけれど、それぞれの道を極めることで会社を支えられる人材に成長していきたいね。

そうだね!また、新人研修の時のように同期全員で集まりたいな。岩村くんは知らない間に海外に行っていることが多いから、帰ってきた時はしっかりと連絡してね(笑)

うん(笑)またみんなで飲みに行こう!