営業
SUZUKI
  • NAME:
    鈴木
  • OCCUPATION:
    (販売
  • DEPARTMENT:
    生鮮事業本部 生食事業部 東京生食事業課
  • JOINED YEAR:
    2016年 入社
  • *内容は取材当時のものです。

身近な食品の中好き扱う会社へ

正直、明確な目標や専門的な知識があり、極洋に入社したわけではありません。大学では簿記や会計について学んでいましたが、あまり興味を持てなかったのです。そのため、就職活動では自分の好きなことを仕事にしようと考えました。結果的に、食べることが最も好きだったため、食品業界を志望。その中でも原料を扱うメーカーを含めさまざまな企業を見ましたが、学生時代によく一人で回転寿司に行っていたこともあり、馴染み深く感じられ、自ずと水産品を扱う企業への志望度が高くなっていきました。極洋への入社の決め手となったのは、一人ひとりの個性を尊重してくれる会社だと感じたからです。内定者となった同期のメンバーを見ても、共通点はほとんどなく、個性豊かな人ばかり。そのため、この会社ならば、自分らしく働けると考え、入社を決めました。

無我夢中で走りけた新人時代

入社後は東京支社に配属となり、茨城や栃木など北関東にある問屋のお客様を中心に営業活動を行っていました。扱っていた商品は、魚の切り身やムキエビのような加熱用商材から刺身や寿司ネタのような生食用商材まで多種多様。週の半分くらいはお客様のもとに足を運び、商品を提案していました。しかし、最初の頃は商談に行っても、用件を伝えるだけの淡白な話し方しかできず、どうしたら先輩のように雑談を交えながら、お客様の抱えているニーズを引き出せるのかを毎日のように考えていました。入社時に明確な夢を持っていたわけではなかったので、ただ与えられた目標をこなすために、無我夢中で目の前の仕事をこなしていた新人時代でした。

3

必死に仕事をしていましたが、原料価格の高騰による商品の値上げや競合他社の値下げなどの影響から、入社2年目の頃は結果がついてこなくなった時期もありました。また、同じタイミングでお客様からのクレームも重なってしまって……。目先の売上目標を達成することだけに全力だったこともあり、思うように結果が出ないことでモチベーションが下がっていました。そんな時、上司との面談があり、正直に心境を話すことに。怒られるかと思いましたが、上司からは「とりあえず3年は頑張ってみなさい」というアドバイスをもらいました。酸いも甘いも色々な経験がある人からの助言だったので、素直に3年目までは一生懸命頑張ってみようと思えました。すると、3年目を迎えた頃からお客様が求めていることが徐々に分かるようになり、仕事が楽しくなったのです。

てみがい

仕事にやりがいを感じ始めたのには、きっかけがあります。それは、先輩から引き継いだある量販店のお客様を担当した時のこと。私が商談に行ってみると、すでに競合他社とお客様の関係性が構築されており、新規参入は難しい状況だと判明。とは言え、挑戦してもいない仕事を初めから諦めるのは悔しいと思い、毎週のようにお客様のもとに足を運んでは、提案を続けました。定番商品の受注はすぐには難しいと判断し、ある時、端材を活かした「お値打ち品」を提案してみることに。すると、その商品をきっかけに発注が増え、担当2年目で定番商品も受注しました。努力が結果として表れたことで、仕事にも自信がつき、「3年は頑張ってみる」ことの大切さを実感しました。

困難に向き合いジョ

現在は生食用の商材に特化した部署で寿司ネタの販売を担当しています。最近では天然の魚の漁獲量が減り、お客様のニーズに応えることが難しくなっていると実感します。また海外での調達でも日本は諸外国に買い負けることが増え、商品供給が当たり前ではなくなってきました。そうした状況下でも、調達担当と協力して、お客様のニーズに応えられた時や、自分が納品した商品が店頭で販売されているのを見た時は嬉しいです。これからもお客様から信頼される担当であるべく、いただいたご相談やご要望には迅速に対応していきたいです。また、経験を積むうちに、求められる役割も変化してきました。今後は個人としての業務だけではなく、広い視野を持ち、周りを巻き込みながら仕事に取り組むことで、会社を支える存在になれるよう、一層頑張っていきたいですね。

COLUMN

私の強み

幼い頃から周囲の反応を見ながら行動するタイプだったので、商談の中でお客様が求めていることを読み取るのは得意な方だと思います。一度商品を提案し、改善が必要だと感じた時は、調達担当や工場の生産担当と積極的にコミュニケーションを取り、ニーズに寄り添った提案ができるように心がけています。

寿司の魅力

寿司ネタは鮮度の保ち方や処理方法、切り方などによって、最終製品の品質が大きく変わるとても奥深い商材です。極洋はできるだけ良い品質の寿司ネタを届けるために、例えばノルウェー産のサーモンは、鮮度を保てるよう、産地からタイの工場に生の状態のまま空輸するなど、さまざまな工夫をしています。

ONE DAY SCHEDULE
9:00
社・配送手

朝はお客様先に直行することもあります。出社後はお客様からいただいた注文の状況について確認します。

11:00
商談準備

午後の商談に向けて、見積もりや商品の説明資料、お客様に試食いただくサンプル品を準備します。

12:00

会社にいる時は赤坂周辺で食べますが、午前中や午後一で商談がある時は出先で食べることもあります。

13:00
訪問営業

1日に1〜3件ほどのお客様先を訪問し、サンプル品や各種資料をもとに商品の提案を行います。

16:00
調達担当と合わせ

お客様からのフィードバックをもとに、調達担当と商品の品質や価格に関する改善策を検討します。

17:00
問い合わせ対応・退社

お客様からいただいた商品に関する問い合わせや見積もり依頼に対応し、18時頃に退社します。