キョクヨー RECRUIT INFORMATION

特集

マグロ事業の一貫体制 お客様に最高のマグロをお届けする、極洋の一貫体制とその未来。

日本の魚食文化を代表する存在として、老若男女を問わず愛されるマグロ。
極洋は、その調達から加工、販売までの大半をグループ内で担っています。
多様な調達力を駆使して安定供給を実現するとともに、
お客様ごとのニーズを踏まえて最適な形態に加工し、
国内外の販売ネットワークを活かして、幅広いお客様に提供しています。
マグロを知り尽くした極洋だからこそ、できることがある――
これからも、この“誇り”を胸に、最高のマグロをお届けし続けます。

マグロ事業の一貫体制

SCENE1 調達 水産資源の持続可能性を見据え、「養殖」という未知の領域に挑む。

SCENE1 調達イメージ

海からの恵みを、次の世代につなげていきたい

資源保全と安定供給の両立をめざし、養殖事業にチャレンジ

極洋は、グローバルネットワークを活かした買い付けや、海外まき網船による漁撈を通じて、良質なマグロを世界中の海から調達しています。こうした調達力を強みに、長きにわたって「安定供給」という責任を果たし続けてきた私たちですが、近年では、生物多様性保全や資源保護の観点から、漁獲規制が国際的に強化されつつあります。水産資源を次代に受け継いでいくことは、水産業をなりわいとする私たちにとって、重要な社会的責任であると同時に、事業を継続する上での重要課題でもあります。そこで、資源保護と安定供給を両立するため、新たな調達手段として、クロマグロ養殖へのチャレンジを決意。2007年にキョクヨーマリンファームを設立し、高知県宿毛市において取り組みを開始しました。

キョクヨーマリンファーム 代表取締役社長

ゼロからの挑戦が、「本鮪の極」へと結実するまで

設備もなければ経験者もいない、まさにゼロからのスタートでしたが、私たちにはマグロの買い付けや販売を通じて培った豊富なノウハウがあり、マグロに対する深い愛情があります。そうした誇りを胸に、船舶や生け簀など設備の確保とともに、技術やノウハウの習得に組織ぐるみで取り組んだことで、スピード感を持って事業を軌道に乗せることができました。「本鮪の極」と名付けられた当社の養殖クロマグロは、養殖魚の欠点とされる臭みが出ないよう飼料にも工夫を凝らすなど、手塩にかけて育てた甲斐あって、その色味や身質が市場から高く評価されています。この成功を受け、2010年には愛媛でも養殖を開始。さらに、2012年には人工孵化からの完全養殖をめざした取り組みも開始しました。今後も、良質なクロマグロを自らの手で育てることで、美味しいクロマグロを、誰もが、いつまでも食べることができるよう努力していきます。

マグロ養殖生け簀(キョクヨーマリンファーム)
Column

天然資源に影響を与えない「完全養殖」の事業化に成功

極洋が現在、高知と愛媛で実施しているのは、近海で捕獲した天然の稚魚を、生け簀内で成魚に育てる「蓄養養殖」です。これに対し、天然魚から卵を採取して人工孵化した第一世代を育て、そこから再び卵を採取して成長させた第二世代の成魚を出荷する手法を「完全養殖」と呼びます。天然資源保護に向けた漁業規制のさらなる強化を踏まえ、極洋は業界でもまだ成功例の少ない完全養殖への挑戦を決意しました。
その早期実現に向けて、人工孵化や飼料開発の経験が豊富な日本配合飼料(株)をパートナーに迎え、2012年に同社との合弁で極洋日配マリンを設立しました。両者のノウハウの融合により、早くも設立2年後には第二世代の稚魚1万匹以上を育て、海上の生け簀へと移すことに成功。2017年には、年間200トンという国内最大規模での出荷開始を予定しています。

養殖イメージ
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SCENE2 加工 自ら加工する強みを活かし、市場のニーズにきめ細かく対応。

SCENE2 加工イメージ

お客様との対話から、理想のマグロ商品を見出したい

原料一尾ごと、製品ごとの違いを見極めながら、最適な加工を

東京都江戸川区に位置する極洋フレッシュは、大消費地である首都圏と、空港や港湾など物流拠点の双方に近く、供給にも調達にも有利な立地を活かしてマグロ商品のタイムリーな加工を担っています。最大の特徴は、グループ内で唯一「生」「チルド」「冷凍」の3温度帯で加工でき、このため扱う商品も多岐にわたります。「生」は高知県・愛媛県で大切に育てられた「本鮪の極」を使用し、一尾ずつの身質の違いを見極めながら加工しています。「チルド」「冷凍」の主体となるのが『まぐろたたき』です。その出荷量は、一日3〜4トンに達しており、軍艦や巻き物約10万人前をまかなえるほどです。一般的にはネギトロで親しまれている『まぐろたたき』も、お客様ごとに求められる食感や色合いは異なります。そこで、鮮やかな赤身のメバチマグロ、色は薄いが色持ちしやすいキハダマグロなど、魚種ごとの特徴を活かし、最適な比率でブレンドするのが、腕の見せ所といえます。

極洋フレッシュ 品質管理部長

最先端の設備と培われた目利き力で、“安全・安心”を徹底

私たちは、販売部門との連携のもと、お客様のニーズを肌で感じながら加工していますが、最近、特に痛感するのが、“安全・安心”への意識の高まりです。その点、当社はマイナス50℃以下の超低温冷凍設備に加え、細菌を通さないクリーンルームでの加工など、衛生管理には万全を期しています。こうした設備面に加え、グループ内で育てたマグロを、経験豊かなスタッフが加工するという一貫体制も、お客様の信頼の源となっています。「実際にマグロの品質を見極めながら加工条件を相談したい」というお客様も多く、“魚のプロ”が頻繁に来社されますが、「本鮪の極」の品質の高さや加工スタッフの目利き力を実感し、信頼を深めていただいています。今後も、こうしたお客様とのコミュニケーションを大切にしながら、お客様に喜ばれる商品づくりを徹底していきます。

冷凍加工設備
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SCENE3 販売 お客様の要望をきめ細かく捉え、その一歩先を行く提案を。

SCENE3 販売イメージ

マグロが好きだから、マグロのファンを増やしたい

お客様の現場を知ることが、販売という仕事の原点

私たち販売部門の仕事は、グループ内外から調達し、お客様の求める形態に加工したマグロを、最適なタイミングでお届けすること。調達ルートが多岐にわたるため、調達部門との連携のもと、いつ、どんなマグロが、どれだけ入手できるかを的確に把握することが重要です。また、マグロは収穫当日よりも、数日経ってからの方が、身が熟成して味が良くなるため、タイミングを見極めるためには、お客様の調理現場を詳しく知る必要があります。さらに冷凍マグロだと、必要な量だけ解凍しながら使うのか、一度に解凍して使い切るのか、なども把握しなければなりません。このように、マグロに対する深い知識と、確かなコミュニケーション力が求められる難しい仕事ではありますが、納品先から「今日のマグロは最高だったよ!」といった言葉をいただけると、その苦労も吹き飛びます。

極洋 鰹鮪事業部 加工販売第一課 副主任

マグロの本当の魅力を、より多くの方々に伝えたい

マグロをはじめとした魚は、美味しく、美容や健康にも良い反面、調理が難しく手間が掛かるといった側面もあり、“魚離れ”の一因ともなっています。その対策として、近年では、ご家庭やスーパーのバックヤードで調理しやすいよう、あらかじめ加工し提供するなど、より加工度の高い商品が求められるようになっています。日本の魚食文化を守っていくためには、こうした調理現場のニーズにきめ細かく応えていく必要があります。加えて、極洋の一貫体制を活かし、マグロの本当のおいしさをより多くの方々に知っていただくことも重要です。そのため、最近では回転寿司チェーンと連携して「生マグロフェア」を展開するなど、お客様と一緒に、価値ある商品の提供を進めています。自分の仕事が、大好きなマグロのファンを増やすことにつながれば、これほど嬉しいことはありません。

自社ブランド「本鮪の極」を使用した寿司
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NEXT SCENE | そして、未来へ マグロ事業の未来を見据えて、常に新たな展開を。

私たち極洋の強みは、調達から加工、販売まで、グループ内でトータルに担う一貫体制にあります。なかでも、グローバルな調達から、まき網船による漁撈、自ら育てる養殖まで、幅広い調達力は、日本全国に美味しいマグロを安定供給するための強力な基盤となっています。さらには、居酒屋や回転寿司などの外食や量販店、コンビニなど、多様かつ大量の販路を確保しているからこそ、大規模な調達やそのための投資が可能になっているともいえます。
世界では魚食人気が高まる一方で漁獲制限が厳しくなり、国内では人口減や魚離れが進むなど、私たちを取り巻く環境は大きく変化しつつあります。こうした環境変化に対応する上で、私たちの総合力やスケール感、そして自ら変わることを恐れない柔軟性やチャレンジ精神といった企業風土が、大きくモノをいうでしょう。
私たちは、こうした基盤を活かして、これからも変わり続けます。このサイトをご覧の皆さんにも、ぜひ、変わりゆく極洋の一端を担い、新しいビジネス、新しい市場、新しい商品にチャレンジしていただきたいと願っています。

極洋 鰹鮪事業部次長