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人と仕事

海外調達

世界の海を股にかけ、より良い魚を日本の食卓に届けたい。

本社 水産加工第一部 水産加工第二課 副主任 2008年入社 工学部生物工学科卒

1年目にして海外での買い付けを経験し、さまざまな経験を得る。

私が初めて海外での買い付け業務を経験したのは、入社1年目の終わり頃のことでした。日頃から、良質な魚を求めて世界の海を飛び回る先輩方の姿を見ていて、いつかは自分も経験したいと思っていましたが、まさか1年目からチャンスが巡ってくるとは予想外でした。経験豊富な先輩とともに、ノルウェーでのシシャモの買い付けに挑んだ私ですが、長時間にわたるフライトや、現地での凍えるほどの寒さ、早口の英語での商談など、すべてが初めてのことばかりで、戸惑いの連続だったことを覚えています。
この経験を皮切りに、私はその後、幾度となく海外出張に出かけましたが、なかでも印象深いのがサバの買い付けです。一度に買い付ける量が数百トンに上るため、その一部を検品するだけでも相当な量になるのです。水揚げされたばかりの大量のサバを検品し、品質に問題はないか、身質がしまっているか、などを見定めながら、私は自らの取り組みが、日本の食卓に“安全・安心”な魚を届けることに直結していることを実感でき、大きなやり甲斐を覚えたものでした。

日本全体の輸入量の1/5を担う。その責任の大きさが、仕事への誇りを生む。

海外買い付けの経験は、私に自らの仕事の意義を改めて気づかせてくれました。世界中の海から日本の食卓へ、おいしくて安全な魚を届けるまでには多くのプロセスがありますが、私たちはその起点を担う立場にあります。なかでもサバは、誰もが気軽に食べられる“大衆魚の王様”であり、消費量も桁違い。極洋内でも取扱量が多く、日本全体の輸入量の1/5を担っています。業界でもトップの規模であり、それだけ大きな責任を担っていると言えます。
やがて、サバ買い付けチームの一員となった私は、毎年、サバ漁のシーズンを迎える秋にノルウェーを訪れるようになりました。現地の方々との取引は、基本的には人と人との信頼関係であり、「極洋」の名前だけでは信用してもらえません。当初は苦戦したものでしたが、日本にいるうちから頻繁に電話するなど、コミュニケーションを密にするよう努めた結果、今では私の顔を見るだけで、相手から笑顔で話しかけてくれるようになりました。こうした関係が取引にも影響し、さらなる取扱量の拡大につながっています。

自分の経験や仕事への想いをこれからの極洋を担う次代に伝えていきたい。

入社から7年を経た私は、いまや若手から中堅に移りつつあり、自分の仕事だけでなく後進の育成も担うポジションにあります。ニーズや用途に応じた魚の見分け方や、為替や相場の変動への対処法、海外協力会社への安全・衛生面での指導ノウハウなど、後輩に教えるべきことは多々ありますが、大切なのは、ただ知識として伝えるだけでなく、“生きた経験”を通じて身につけさせることです。かつての私が海外出張を通じて鍛えられたように、適度な試練を与えることで、成長を促すよう心掛けています。
加えて重視しているのが、極洋の強みである「社員の主体性を重視する風土」を最大限に活かせるよう、自由に発想し、行動する姿勢を培うことです。実際、私はサバというボリュームある商品を扱う一方で、自ら得た情報をもとに韓国産サワラやオマーン産タチウオを買い付けるなど、新たな産地を開拓しています。会社にとって利益になり、日本の食卓にも有益なことなら、自らの裁量で自由に行動できるのが極洋の強みであり、そこで働く魅力だと言えます。その魅力を存分に味わってもらえれば、後輩たちも、そして極洋という会社自体も、さらに成長していけると思っています。

学生へのメッセージ

入社するまで海外に行ったことがなく、英語もまったく話せない――そんな私が世界を飛び回る仕事に就いているのですから、人生は本当に予測できません。自分にどんな仕事が向いているかは、やってみなければわからないものです。皆さんも、それぞれ希望する会社や職種があるでしょうが、仮に希望通りの進路でなくとも、目の前の仕事に対して前向きにトライしてみてください。今まで気づかなかった、新しい自分が発見できるかもしれません。