漁ろう会社として1937年に創業してから、常に挑戦を続け、事業を拡大してきた極洋。
その会社としての歩みや事業の特徴、環境・社会活動について簡単に紹介します。

1
MISSION

人間尊健康活と食文化とと成長しま

私たちは皆様の期待に応えられるサービスの提供を⾏動の原点とし、従業員⼀⼈ひとりの英知を結集して、
環境、社会、企業統治に配慮した経営の推進により、社会的責任へ取り組む価値ある企業として、
透明性の⾼い経営、迅速な意思決定によって、企業価値を⾼め、
これまで以上に皆様に信頼される企業を⽬指すとともに、社会に貢献してまいります。

2
HISTORY

生ま時代荒波れながら
総合食品会社へ

1937

ビジネス開始

当社は1937年に(株)極洋の前身である「極洋捕鯨株式会社」から始まりました。当時「鯨油」は世界的に需要が高まっており、また鯨肉も含めた完全利用を目的として、南氷洋での捕鯨事業から当社のビジネスは開始されました。

194050

加工食品事業の

捕鯨以外の漁ろう事業に着手。北洋サケマス事業を開始しました。また、1949年には東部支社(宮城県塩竃市)で缶詰の製造を開始。これが極洋の缶詰の始まりであり、加工食品事業の第一歩となりました。

1960

海外展開を開始

1962年に遠洋トロール事業を開始するなど、漁ろう事業の多角化が進みました。また、1963年にはアラスカ産スジコの買い付け事業を開始。1964年にラスパルマス(カナリア諸島)に初の海外拠点となる出張所を設置し海外展開を始めました。

1970

加工食品事業の伸事業の転換期

1970年に平塚工場で冷凍食品の製造を開始するなど、加工食品事業は伸展。一方、1970年代後半には漁ろう事業は本格的な200海里漁業規制の開始に伴って転換期を迎えます。1971年には(株)極洋に社名を変更しました。

1980

水産商事事加工食品事業の二本柱に

漁ろう事業を補完するものとして、水産商事事業と加工食品事業の拡充が進められました。水産商事事業では海外買い付けをさまざまな魚種へと展開。加工食品事業では新たな工場や研究拠点(塩釜研究所)が設置されました。

2000

海外拠点の拡充

2000年代に入ると、グローバルカンパニーを目指して海外マーケットを拡大します。海外駐在員事務所を次々と開設し、販売会社も設立しました。加えて、タイ王国に生食用の冷凍食品を製造する工場を竣工しました。

2000

養殖事業に着手

2000年代後半からマグロの安定調達、育てる漁業への参画を目指し、クロマグロ養殖事業に着手。高知県と愛媛県に養殖会社を設立し、2009年に養殖クロマグロ「本鮪の極」を初めて出荷しました。

2014

家庭用冷凍食品事業へ

調達から加工までを一貫して行う体制や、水産食品のプロとしての強みを活かし、2014年に家庭用冷凍食品事業に参入。翌年に家庭用食品を含む冷凍食品の新工場を竣工し、市販用商品の事業拡大を進めています。

2022

国際競力の強化

水産業界を取り巻く環境が刻々と変化する中、多様化する消費者ニーズへの対応力がより一層重要となっています。極洋は、2022年にタイ王国に新工場を完工、新たな海外まき網船を竣工するなど、常に挑戦を続けています。

3
BUSINESS

調達から加工
さまざまお客様に品を

極洋はサケやエビ、マグロといった水産原料はもちろん、焼魚やフライ製品、市販用食品など幅広い商品を扱っています。
それらの商品がどのようにお客様のもとに届くのか、ビジネスフローとともに各事業の特徴を紹介します。

ここでは、ビジネスフローの基盤を支える「調達」・「加工」・「販売」という3つのステージの仕事内容を解説します。

調達

買い付け・獲・養殖

長年、水産物を扱ってきた極洋は、自社グループ内の連携と国内外の取引先様との信頼関係に基づくネットワークを活用し、世界中から多種多様な水産物を買い付けています。担当者は産地に赴いて「魚のプロ」の目で品質を確かめます。また、自社グループでカツオの漁獲やクロマグロ等の養殖を行っており、そうした独自の調達力も強みの一つです。

加工

調達した水産物をそのまま販売するだけでなく、外食産業や量販店といったお客様や消費者の皆様のニーズに合わせて加工することも多くあります。加工にあたっては、要望通りの製品に仕上げるために調達担当者や商品開発担当者が生産指導する他、品質管理担当者が衛生指導を行っています。

販売

国内各地の支社及び営業所、関係会社等の販売担当者が、調達・加工の工程を経て完成した商品を市場や問屋、スーパーマーケット、外食企業や学校給食など幅広いお客様に向けて販売します。また、国内だけでなく、海外にあるグループ会社のネットワークも活用し、アメリカなどのさまざまな国で極洋の商品を販売しています。

水産事業

国内外の生産者からさまざまな水産物を買い付けて販売する他、各地の工場で加工した商品を販売しています。
買い付けにあたっては中長期的な販売計画に基づき漁獲量や為替などを考慮し、実際に現地に赴くなどして品質を見極めています。

取り扱い商品例 ]
サバ
サケ
カニ
エビ
生鮮事業

国内トップクラスの販売実績を誇る寿司種や刺身などの生食商材と、鰹鮪商材を調達・販売しています。 鰹鮪商材は、自社グループ内でカツオの漁獲やクロマグロなどを養殖し、加工・販売まで一貫して行っている点が強みです。

取り扱い商品例 ]
生食商材
寿司種
マグロ
カツオタタキ
食品事業

外食や中食業者などに向けて販売される業務用食品と、一般消費者に向けて販売される市販用食品に分かれて事業を展開しています。
水産物だけでなく畜肉類や冷凍野菜類などを取り扱っていることも特徴です。

取り扱い商品例 ]
業務用冷凍食品
リー
市販用冷凍食品
常温食品
物流サ

冷蔵倉庫事業を中心にロジスティクス・サービスを提供しています。グループ会社が管理する冷蔵倉庫において、
調達した原料や加工を施した商品の他、グループ外のお客様の貨物についても保管管理を行っています。

4
NUMBERS

数字で知る極洋

極洋とはいったいどんな会社なのか。社員の年代別構成や売上高、1ヶ月あたりの平均残業時間など当社を志望する
就活生の皆さんが気になる会社に関するさまざまな情報を、数字でお伝えします。

従業員数
704
2,112
(2023年3月31日現在)
直近3年間の
新入社員の男女比
54
46
文理比
54
%
46
%
26
%

文系 理系 水産系

年代別構成比
30
%
23
%
19
%
28
%

20代 30代
40代 50代

平均勤続年数
16.4
(2023年3月31日現在)
平均残業時間
1月あ
12.8
時間/月
(2022年度)
売上高
連結
2,721
億 
6,700
万円
(2023年3月期)
事業別売上高構成比
45.2
%
39.9
%
14.4
%
0.5
%

水産商事事業 食品事業
鰹・鮪事業 物流サービス

(2023年3月期時点での情報のため、機構改正前の事業名にて記載)
育休取得率
10
100
(2022年度)
産・育児からの
女性社員復職率
100
(2022年度)
5
BASES

極洋の拠点

国内外に広がるグループのネットワークを通じて、極洋はお客様が抱える多種多様なニーズに寄り添っています。地図上では販売や研究の拠点、駐在員事務所、また、工場や養殖場などのグループ会社を示しています。

NATIONAL
GLOBAL
NATIONAL
GLOBAL
6
SUSTAINABILITY

取り巻く社会課題と向き合い
水産資源の保護や安心安全な食の提供に取り

キョクヨーグループは「企業理念」「キョクヨーグループ企業行動憲章」に基づいたESG経営のもと、
食を通じて社会的価値と経済的価値を創出することで社会的課題を解決し、
社会の持続可能な発展に貢献するとともに持続的な成長を目指します。