株式会社極洋 代表取締役社長
井上 誠
MAKOTO INOUE
MESSAGE

私たち極洋は、1937(昭和12)年に漁ろう会社として創業し、現在の「魚を中心とした総合食品会社」へ成長するまでには、ビジネスという大海原での大航海がありました。その航海は決して穏やかな海ばかりではなく、時には荒れた海の中、大きな波を乗り越えて進むこともありました。極洋がその大きな波を乗り越えることができたのは、いつの時代にも常に新しいことにチャレンジする風土があったからだと思っています。そのチャレンジする精神が、それぞれの時代の課題や社会環境に対応した事業の多角化につながり、現在の極洋を築いてきたのです。

私自身もこれまでのキャリアの中でさまざまなチャレンジをしてきました。そして、急な水産物市況の変化や為替変動によって大きな損失を出す経験もしました。しかし、そのチャレンジと失敗があったからこそ、先を見据えたプランニングができるようになったと感じています。

私から、極洋の社員はもちろん、極洋への入社を志望する学生の皆さんに求めるのは、情熱を持ってチャレンジする姿勢です。私たちを取り巻く環境は、少子高齢化や食のライフスタイルの変化、世界的な水産物需要の増大や気候変動・海洋汚染を始めとする環境問題の深刻化など、年々厳しさを増しています。そうした厳しく複雑化する外部環境を踏まえ、極洋は水産事業の収益安定化や資源アクセスの強化、食品事業や海外事業の拡大といった課題に取り組んでいます。

私が大切にしていることは、社員一人ひとりが活き活きと働ける環境を整えることです。社員全員が「この会社に入って良かったな」、そう思える会社にしたいと考えています。

将来は極洋を「業界のリーティングカンパニー」にする。これが私の夢です。
これからも極洋は成長を続けます。ともに歩んでいける、チャレンジ精神を持った皆さんを心よりお待ちしています。